女性からの相談の多くに「固定的性別役割分担意識」や「男女格差」などの社会背景があり、ジェンダーの視点で問題を捉え直し、支える相談が必要となります。男女共同参画センターや地域の支援機関が、相談者の抱える困難さを理解しながら、共に解決策を考えることが相談者のエンパワメントにつながると考えます。
本研修では、組織的な運営や関係機関との連携についての課題を探ると同時に、性暴力、性被害への対応の現状の共有、
最近増えているセクシャルマイノリティの相談の実際、相談員同士がお互いに支え合うためのピア・スーパービジョンの手法紹介を行います。
日時 2019年12月6日(金)13時~17時、12月7日(土)9時30分~15時30分
会場 大田区立男女平等推進センター「エセナおおた」
東京都大田区大森北4-16-4(JR京浜東北線大森駅東口から徒歩8分)
内容
12月6日(金)
13:00~13:40 オリエンテーション
13:40~15:10 男女共同参画センターの相談業務のシステム化について
講師:納米恵美子(全国女性会館協議会代表理事)
15:20~16:50 性暴力被害者支援の現状と課題
講師:町田典子(性暴力救援センター・東京 支援員)
17:30~18:30 軽食をとりながら情報交換会(自由参加)会費2,000円程度
会場:パシオンTOKYO(エセナおおたより徒歩5分)
12月7日(土)
9:30~10:05 1日目の振り返りを兼ねてグループワーク
10:15~11:45 セクシュアルマイノリティ支援のための取組の報告
~相談事業の役割と使命~
講師:桜井陽子(世田谷区立男女共同参画センター館長)
11:45~12:45 昼食
12:45~15:15 男女共同参画の視点に立った相談の実際~ピア・スーパービジョンの手法~
講師:熊谷珠美(Heart カウンセリングセンター代表)
15:15~15:30 終了の挨拶/アンケート記入
対象 男女共同参画センター等の相談事業担当者・相談員、行政の男女共同参画担当者、さまざまな機関で女性の相談に携わる人
定員 30人(申込先着順、定員になり次第〆切)
参加費 全国女性会館協議会会員館、個人会員は無料、会員以外は3,000円(2日間)
申し込み 必要事項(①氏名(ふりがな)②所属(機関、団体等)③連絡先住所
④連絡先電話番号、⑤情報交換会 参加・不参加)を記入し、タイトルを{相談研修申し込み」として
Eメール(info@passion-tokyo.com)かFAX(03-6423-1841)にお送りください。
問い合わせ 特定非営利活動法人男女共同参画おおた(大田区立男女平等推進センター指定管理者)
Eメール(info@passion-tokyo.com) TEL 03-6423-1840 FAX 03-6423-1841
共催 特定非営利活動法人 全国女性会館協議会
特定非営利活動法人 男女共同参画おおた