自分の余生をどう生きるかを「選び」「歩む」ことができる社会に
外出好きな祖母が、高齢になるにつれて外出をためらうようになりました。もともとオシャレな祖母でした。外出が楽しくなるようなファッション性の高い杖や歩行具があれば、もっと、積極的に出かけていたのではないかと思います。使う方の視点に立った自助介助器具を普及させたいと思います。
起業塾に参加して、社会性と経済性の両立、新たな発想を社会に送り込むという熱い想いに共感すると共にとても励まされ、具体的に前に進める希望が持てました。
非日常の「場」に身を置くことで、明日へとワタシが変わる
幼い頃、祖父母に会いに京都へ帰京すると築120年の町家には常に芸術家や外国人たちが集い、サロンのように非常に活気づいた家でした。出版社勤務時代、「京都はブランドである」という言葉と共に、日本の「文化」「芸術」の素晴らしさに気づかされました。外国人のみならず、日本の若者たちも「日本(文化・芸術」に強い興味・関心を示しています。私は先祖が残してくれた築120年の町家を再生し、人々の交流と体験ができる新しいスタイルの「ゲストハウス&サロン」を開業します。